脊柱管狭窄症

Spinal Stenosis

脊柱管狭窄症に、
再生医療という選択肢を

「手術は避けたい。でも、歩くたびに痛みやしびれが出る。」 脊柱管狭窄症では、神経の圧迫、神経周囲の炎症、血流環境の変化などが症状に関係することがあります。

幹細胞治療・幹細胞培養上清液は、神経保護、炎症環境、血流環境、組織修復に関わる因子への応用が研究されています。 ただし、狭窄そのものを解消する治療ではなく、手術の代替を保証するものでもありません。

間欠性跛行 下肢しびれ・腰痛 手術以外の選択肢 高齢の方も相談可能
脊柱管狭窄症と再生医療のイメージ
For Patients

歩くと痛む・しびれる症状にお悩みの方へ

MRI・CT画像や現在の治療状況を確認し、再生医療を補完的に検討できるか医師が判断します。

Summary

このページの要点 脊柱管狭窄症と再生医療の位置づけを先に整理します

脊柱管狭窄症は、神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで、 腰痛、下肢のしびれ、間欠性跛行などが生じる疾患です。

Answer

再生医療は、脊柱管狭窄症に対する
「手術の代替」ではなく、補完的に検討される選択肢です。

幹細胞治療・幹細胞培養上清液は、神経保護、神経周囲の炎症環境、血流環境、 組織修復に関わる因子への応用が研究されています。

ただし、狭くなった脊柱管そのものを広げる治療ではありません。 馬尾症候群、急速な筋力低下、排尿・排便障害などがある場合は、手術を含めた整形外科・脊椎専門医での治療を優先すべきことがあります。

01

脊柱管狭窄症とは

背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで腰痛・しびれ・歩行障害が出る疾患です。

02

特徴的な症状

歩くと足が痛い・しびれる、少し休むと楽になる、前かがみで楽になるなどの間欠性跛行が代表的です。

03

再生医療の位置づけ

神経周囲の炎症環境や血流環境への関与が研究されています。標準治療やリハビリと併用して検討される選択肢です。

04

注意すべきこと

手術の代替を保証するものではありません。重症例では手術や専門医治療を優先すべき場合があります。

Can Consult

相談対象になり得る方

  • 歩くと下肢の痛み・しびれが出る方
  • 間欠性跛行で日常生活に不安がある方
  • 薬・ブロック注射・リハビリで十分に満足できない方
  • 手術以外の選択肢について相談したい方
  • MRI・CTで脊柱管狭窄症を指摘されている方

Priority Care

専門医・手術を優先すべき場合

  • 排尿・排便障害がある
  • 足の筋力低下が急速に進んでいる
  • 強い麻痺や感覚障害がある
  • 馬尾症候群が疑われる
  • 脊椎専門医から手術を強くすすめられている

Contents

このページでわかること 脊柱管狭窄症と再生医療を、順番に整理します

脊柱管狭窄症の症状、従来の治療、再生医療が注目される理由、投与方法、リスク、費用、FAQまで、 相談前に知っておきたい内容をまとめています。

Important

症状が強い場合は、まず専門医診療を優先してください。

排尿・排便障害、急速な筋力低下、強い麻痺、馬尾症候群が疑われる症状がある場合は、 再生医療の相談よりも整形外科・脊椎専門医・救急医療機関への受診を優先してください。

What is Spinal Stenosis

脊柱管狭窄症とは? 神経の通り道が狭くなり、腰痛・しびれ・歩行障害につながる疾患です

脊柱管狭窄症とは、背骨の中にある脊柱管という神経の通り道が、加齢や変性によって狭くなり、 神経が圧迫されることで腰痛・下肢しびれ・間欠性跛行などが起こる疾患です。

Normal

正常な脊柱管

  • 骨・靭帯・椎間板が大きく変性していない
  • 神経の通り道に余裕がある
  • 歩行時の痛みやしびれが出にくい状態
Stenosis

狭窄した脊柱管

  • 骨・靭帯・椎間板が肥厚・変性する
  • 神経の通り道が狭くなる
  • 腰痛・しびれ・間欠性跛行につながることがある

Core Mechanism

脊柱管狭窄症の症状には、神経の圧迫・炎症・血流環境が関係します。

再生医療は、狭くなった脊柱管そのものを広げる治療ではありません。 研究領域としては、神経周囲の炎症環境、神経保護、血流環境、組織修復に関わる因子への応用が注目されています。

脊柱管狭窄症は、加齢、椎間板の変性、黄色靭帯の肥厚、椎間関節の変形、すべり症などが関係して進行することがあります。 症状の出方は人によって異なり、画像上の狭窄が強くても症状が軽い方もいれば、狭窄が軽度でも強いしびれや痛みを感じる方もいます。

代表的な症状は、歩くと下肢に痛みやしびれが出て、少し休むとまた歩けるようになる 間欠性跛行です。前かがみになると楽になり、反る姿勢で症状が強くなることもあります。

Common Symptoms

よく見られる症状

  • 腰から足へのしびれ・痛み
  • 歩くと痛みが出て休むと楽になる
  • 立っていると腰・足がつらくなる
  • 足の脱力感がある
  • 前かがみになると楽になる

Important

排尿・排便障害や急な麻痺がある場合は、早急な専門医診療が必要です。

馬尾症候群が疑われる症状、急速に進む筋力低下、強い麻痺、排尿・排便障害がある場合は、 再生医療の相談よりも整形外科・脊椎専門医・救急医療機関への受診を優先してください。

Symptoms

主な症状・相談が多いケース 歩くと痛い、休むと楽になる。そんな症状でご相談いただくことが多いです

脊柱管狭窄症では、腰痛だけでなく、下肢のしびれ、足の痛み、歩行距離の低下、立っているつらさなどが問題になることがあります。 特に、歩くと症状が出て休むと楽になる「間欠性跛行」は代表的な症状です。

脊柱管狭窄症の症状イメージ
Key Symptom

間欠性跛行

歩くと足の痛み・しびれが出て、少し休むとまた歩けるようになる症状です。

Common Complaints

「長く歩けない」「足がしびれる」「手術は不安」などの相談があります。

脊柱管狭窄症は、症状の強さと画像所見が必ずしも一致しないことがあります。 そのため、MRI・CTの結果だけでなく、どのくらい歩けるか、どの姿勢で悪化するか、 日常生活のどの場面で困っているかを確認することが大切です。

再生医療を検討する場合も、まずは標準治療、リハビリ、ブロック注射、手術適応の有無を整理したうえで、 補完的な選択肢として適応を判断します。

01

間欠性跛行

歩くと腰・お尻・足に痛みやしびれが出て、休むと楽になる症状です。 買い物や散歩がつらくなることがあります。

02

下肢のしびれ・痛み

腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて、しびれや痛みが出ることがあります。

03

立っているとつらい

立位で腰や足の症状が強くなり、前かがみや座位で楽になることがあります。

04

足の脱力感

足に力が入りにくい、つまずきやすい、階段が不安などの症状が出ることがあります。

Consultation Cases

このような目的で相談される方がいます

治療効果を保証するものではありません。実際の適応は、症状・画像所見・治療歴を確認して判断します。

手術以外の選択肢を知りたい

手術をすすめられたものの、年齢や体力面への不安から、他の選択肢を相談したい方。

保存療法で十分に満足できない

薬、湿布、リハビリ、ブロック注射などを続けているが、歩行や日常生活の不安が残る方。

高齢で手術リスクが不安

高齢、持病、体力低下などにより、手術に踏み切る前に相談したい方。

術後の症状が気になる

手術後も痛み・しびれが残っている、再発や慢性疼痛に悩んでいる方。

Urgent Signs

以下の症状がある場合は、再生医療の相談より専門医受診を優先してください。

  • 尿が出にくい、尿もれ、排便障害がある
  • 足の麻痺や筋力低下が急に進んでいる
  • 歩行が急に困難になった
  • 会陰部のしびれがある
  • 脊椎専門医から早期手術を強くすすめられている

Next Section

次に、従来の治療法と再生医療の違いを比較します。

治療法の比較を見る

Treatment Comparison

従来の治療法と再生医療の比較 脊柱管狭窄症では、症状・画像所見・生活への影響に応じて治療を選択します

脊柱管狭窄症の治療には、薬物療法、リハビリ、ブロック注射、手術療法などがあります。 再生医療はこれらの標準治療を置き換えるものではなく、症状や治療歴に応じて補完的に検討される選択肢です。

Position

再生医療は「手術の代わり」ではなく、手術以外の選択肢を検討したい方の相談対象です。

狭くなった脊柱管そのものを広げる治療は、基本的に手術療法です。 一方で、幹細胞治療・幹細胞培養上清液は、神経周囲の炎症環境、神経保護、血流環境、組織修復に関わる因子への応用が研究されています。 重症例では、再生医療よりも手術を優先すべき場合があります。

Comparison Table

治療法ごとの特徴

実際の治療選択は、整形外科・脊椎専門医での診断、画像所見、症状の程度、全身状態を踏まえて判断されます。
治療法
主な目的
特徴
注意点
Medication 薬物療法
痛み・しびれの緩和
飲み薬や外用薬により、日常生活の痛みや神経症状の軽減を目指します。
狭窄そのものを広げる治療ではありません。
Rehabilitation リハビリ
姿勢・筋力・歩行機能の改善
体幹や下肢の機能、姿勢、歩行動作を整えることで、生活機能の維持を目指します。
継続が重要で、効果の出方には個人差があります。
Nerve Block ブロック注射
神経周囲の痛み・炎症への対応
神経根周囲などに薬剤を投与し、痛みや炎症の軽減を目指します。
一時的な効果にとどまる場合や、繰り返し治療が必要となる場合があります。
Surgery 手術療法
神経の圧迫解除
狭くなった脊柱管を広げ、神経の圧迫を解除することを目的とします。
入院、麻酔、術後リハビリ、合併症リスクを考慮します。重症例では優先されることがあります。
Regenerative Medicine 再生医療
神経周囲の炎症環境・血流環境への関与
幹細胞治療・幹細胞培養上清液により、神経保護や組織修復に関わる因子への応用が研究されています。
自由診療です。効果には個人差があり、手術の代替や症状改善を保証するものではありません。
01

保存療法が基本

軽症〜中等症では、薬物療法、リハビリ、生活動作の調整、ブロック注射などが検討されることが一般的です。

02

手術が必要な場合もある

排尿・排便障害、急速な筋力低下、強い麻痺などがある場合は、手術を含めた専門医治療が優先されます。

03

再生医療は補完的選択肢

標準治療やリハビリを継続しながら、神経周囲の炎症環境などへの関与が研究されている治療として検討します。

04

適応判断が必要

MRI・CT画像、症状、治療歴、全身状態を確認し、安全性と適応を医師が個別に判断します。

Important

再生医療だけで判断せず、現在の治療状況を整理することが大切です。

脊柱管狭窄症では、画像上の狭窄の程度、症状の強さ、歩行距離、筋力低下の有無、生活への影響によって適切な治療が異なります。 現在の保険診療、リハビリ、ブロック注射、手術適応の説明を踏まえたうえで、再生医療を検討できるか確認します。

Next Section

次に、なぜ再生医療が注目されるのかを整理します。

再生医療が注目される理由を見る

Why Regenerative Medicine

なぜ再生医療が注目されるのか 神経の圧迫だけでなく、炎症環境・血流環境にも着目します

脊柱管狭窄症では、狭くなった脊柱管による神経の圧迫だけでなく、 神経周囲の炎症、血流環境の低下、慢性的な痛みの変化などが症状に関係することがあります。

Research Focus

幹細胞治療・幹細胞培養上清液は、神経周囲の環境に関わる複数の作用が研究されています。

再生医療は、狭くなった脊柱管を物理的に広げる治療ではありません。 一方で、神経保護、炎症環境への関与、血流環境への関与、組織修復に関わる因子への応用が研究されており、 保存療法やリハビリと併用して検討される補完的な選択肢として注目されています。

Regenerative Medicine

幹細胞治療・幹細胞培養上清液

神経周囲の環境に関わる因子への応用が研究されています。

01

神経保護

圧迫や炎症の影響を受ける神経細胞を保護する可能性が研究されています。

02

炎症環境

神経根周囲の炎症環境に関わる因子への応用が研究されています。

03

血流環境

神経周囲の血流環境や血管新生に関わる研究が進められています。

04

組織修復

椎間板・靭帯・関節周囲組織などの修復に関わる因子が研究されています。

01

Neuroprotection

神経保護への応用

脊柱管狭窄症では、神経が圧迫され続けることで、しびれ、痛み、脱力感などが出ることがあります。 幹細胞や培養上清液に含まれる因子は、神経細胞を保護する方向での応用が研究されています。
02

Inflammatory Environment

神経周囲の炎症環境への関与

神経根周囲の炎症は、痛みやしびれに関係することがあります。 再生医療では、慢性的な炎症環境に関わるサイトカインや成長因子への応用が研究されています。
03

Blood Flow Environment

血流環境への関与

歩行時に症状が強くなる背景には、神経周囲の血流環境が関係することがあります。 幹細胞関連因子は、血管新生や組織周囲の血流環境との関係が研究されています。
04

Tissue Repair

組織修復に関わる因子への応用

椎間板、靭帯、関節周囲組織の変性は、脊柱管狭窄症の背景に関係することがあります。 再生医療では、組織修復に関わる因子の応用が研究されています。

Research Note

研究段階の知見であり、効果を保証するものではありません。

幹細胞治療・幹細胞培養上清液に関する研究は進んでいますが、脊柱管狭窄症に対する効果には個人差があります。 症状改善、歩行距離の改善、手術回避を保証するものではありません。 重症例や神経障害が進行している場合は、手術を含めた専門医治療が優先されることがあります。

※再生医療は自由診療です。保険診療・リハビリ・ブロック注射・手術療法の代替を保証するものではありません。 治療の適応は、症状、MRI・CT画像、治療歴、既往歴、全身状態を確認したうえで医師が判断します。

Next Section

次に、どこに投与するのかを解説します。

投与部位を見る

Injection Site

どこに投与するのか 症状・目的・全身状態に応じて、投与経路を個別に検討します

脊柱管狭窄症に対して再生医療を検討する場合、点滴投与、腰部・患部周囲への局所投与、 目的に応じた点鼻など、複数の投与経路が選択肢となることがあります。

Route Overview

投与経路は「どの症状に、どのような目的で行うか」によって考えます。

再生医療は、脊柱管の狭窄そのものを物理的に広げる治療ではありません。 そのため、投与経路を考える際には、神経周囲の炎症環境、血流環境、痛みの出方、 既存治療との併用可否などを診察で確認します。

01

Intravenous Infusion

静脈投与・点滴

腕の静脈から投与し、全身循環を介して神経周囲の炎症環境や血流環境への関与を検討します。
02

Local Injection

腰部・患部周囲への局所投与

症状が出ている腰部周囲に対して、医師が適応を確認したうえで局所的な投与を検討します。
03

Nasal Route

点鼻

脊柱管狭窄症そのものへの標準的な投与経路ではなく、関連する症状や目的に応じて慎重に検討します。
Route 01

静脈投与・点滴

点滴投与は、幹細胞培養上清液や幹細胞を静脈から投与する方法です。 全身循環を介して、神経周囲の炎症環境や血流環境への関与が研究されています。

  • 間欠性跛行や下肢しびれがある方の相談
  • 複数部位の痛み・しびれがある場合
  • 全身状態を踏まえて慎重に検討したい場合
※点滴により症状改善や手術回避を保証するものではありません。
Route 02

腰部・患部周囲への局所投与

腰部・患部周囲への局所投与は、症状が出ている部位の周囲へ投与を検討する方法です。 神経根周囲の炎症環境や局所の痛みに関わる要素を踏まえて、医師が適応を判断します。

  • 神経根周囲の症状が強い方
  • 局所的な腰下肢痛が目立つ方
  • ブロック注射とは異なる選択肢を相談したい方
※局所投与には、痛み、腫れ、内出血、感染、神経・血管への影響などのリスクがあります。
Route 03

点鼻

点鼻は、脊柱管狭窄症の神経圧迫そのものに対する標準的な治療ではありません。 慢性疲労感、ブレインフォグ、認知機能への不安など、別の目的がある場合に、医師が必要性を慎重に確認します。

  • 脊柱管狭窄症以外の相談も同時にある場合
  • 慢性疲労感や認知機能への不安がある場合
  • 医師が適応を確認した場合
※点鼻の適応、診察要件、提供方法は医師の判断および院内運用に従います。

How We Decide

投与方法は、症状だけでなく画像所見・治療歴・安全性を見て判断します。

01

症状の出方

歩行時に悪化するのか、立位でつらいのか、局所症状が強いのかを確認します。

02

MRI・CT画像

狭窄の部位、神経圧迫の程度、すべり症や椎間板変性の有無を確認します。

03

これまでの治療

薬、リハビリ、ブロック注射、手術歴などを踏まえて検討します。

04

全身状態

年齢、持病、服薬、感染症、悪性腫瘍の有無など安全性を確認します。

Important

投与経路よりも、まず「再生医療が適切かどうか」の判断が重要です。

排尿・排便障害、急速な筋力低下、強い麻痺、馬尾症候群が疑われる場合は、 投与方法の検討よりも、整形外科・脊椎専門医による診療や手術適応の判断を優先してください。

Next Section

次に、症状・目的別の治療選択を整理します。

症状別の治療選択を見る

Treatment Guide

症状・目的別の治療選択ガイド どの治療が合うかは、症状・画像所見・治療歴を見て判断します

脊柱管狭窄症の再生医療では、症状の出方によって検討する治療方法が変わります。 ここでは、相談時に多いケースをわかりやすく整理します。

Quick Answer

まずは「歩くと痛いのか」「局所の痛みが強いのか」「長期化しているのか」を確認します。

再生医療は、脊柱管の狭窄そのものを広げる治療ではありません。 神経周囲の炎症環境・血流環境・痛みの慢性化などに対して、補完的に検討される選択肢です。

歩くと足が痛い・しびれる方

間欠性跛行が中心のケース

歩行時に下肢の痛み・しびれが出て、休むと楽になる方は、神経周囲の炎症環境や血流環境を含めて評価します。

検討される方法 幹細胞培養上清液 点滴 / 状態により幹細胞治療
腰・お尻・片足の痛みが強い方

局所症状が目立つケース

神経根周囲の痛みや片側の症状が強い場合は、画像所見と症状の部位を確認したうえで局所的な治療を検討します。

検討される方法 腰部・患部周囲への局所投与
症状が長く続いている方

慢性化・再発・術後症状のケース

痛みやしびれが長期化している場合は、炎症環境だけでなく、痛みの慢性化や過去の治療歴も含めて確認します。

検討される方法 点滴 / 局所投与 / 幹細胞治療を個別判断

Decision Points

治療方法を決めるときに見るポイント

症状 歩くと痛い / 立つとつらい / 片足がしびれる
画像 MRI・CTで狭窄部位や神経圧迫を確認
治療歴 薬・リハビリ・ブロック注射・手術歴
安全性 年齢・持病・服薬・感染症・悪性腫瘍の有無

手術を優先すべき症状があります

排尿・排便障害、急速な筋力低下、強い麻痺、馬尾症候群が疑われる場合は、 再生医療ではなく整形外科・脊椎専門医での診療を優先してください。

Next Section

次に、院長がこの治療に向き合うようになった背景を紹介します。

院長の想いを見る

Director’s Story

院長の想い 実母の脊柱管狭窄症と向き合った経験から

脊柱管狭窄症は、歩く・立つ・外出するといった日常の動作を少しずつ制限していく疾患です。 グレイスアースクリニック院長 野口淳がこの治療に向き合うようになった背景には、実母の脊柱管狭窄症との経験があります。

グレイスアースクリニック院長 野口淳
Director

野口 淳

グレイスアースクリニック 院長

Story

「少し歩くと痛くて立ち止まってしまう。」
その姿を、身近で見てきました。

私が脊柱管狭窄症に対する再生医療に向き合うようになった原点は、実母の経験です。 母は長年、歩くたびに腰から足にかけて痛みやしびれが出る状態に悩んでいました。

医師として、手術という選択肢の重要性は理解しています。 一方で、高齢の方や持病がある方にとって、手術に踏み切ることは簡単ではありません。 「手術以外に相談できる選択肢はないのか」という思いが、私が再生医療に取り組むきっかけになりました。

再生医療は、脊柱管狭窄症を必ず改善させる治療ではありません。 ただ、神経周囲の炎症環境や血流環境への関与が研究されている選択肢として、 手術以外の可能性を慎重に検討したい方の相談先になれるよう、丁寧に診療しています。

グレイスアースクリニックの院内イメージ
脊柱管狭窄症の相談イメージ
再生医療の診療イメージ

Profile

院長プロフィール

院長 野口 淳(のぐち じゅん)
所属 グレイスアースクリニック
経歴 帝京大学医学部卒業 / 在宅医療・ICUなどを経験
再生医療 再生医療等安全性確保法に基づく提供計画 届出済み
提供計画番号 FC3230067

Message

「治療を受けるべきか」だけでなく、「受けない方がよいか」も含めて判断します。

脊柱管狭窄症では、症状の程度や画像所見によって、手術を優先すべき場合があります。 当院では、再生医療を無理にすすめるのではなく、MRI・CT画像、現在の治療歴、生活への影響を確認したうえで、 補完的に検討できるかを判断します。

Next Section

次に、リスク・副作用・向いていない方を整理します。

リスクを見る

Risk & Limitation

リスク・副作用・向いていない方 再生医療を検討する前に、必ず確認していただきたいこと

再生医療は、脊柱管狭窄症の症状に対して補完的に検討される自由診療です。 効果には個人差があり、手術の代替や症状改善を保証するものではありません。

再生医療のリスク説明と診察のイメージ

Important

当院では、再生医療をすすめる前に、 「本当に適応があるか」を確認します。

脊柱管狭窄症では、手術を優先すべき症状があります。 また、感染症、悪性腫瘍、重い持病、服薬状況によっては、再生医療をおすすめできない場合があります。

初診では、現在の症状、MRI・CT画像、これまでの治療歴、全身状態を確認し、 再生医療を検討できるかを医師が判断します。

再生医療の相談対象となる方のイメージ
相談対象になり得る方

保存療法で不安が残る方

薬・リハビリ・ブロック注射を続けているが、歩行時の痛みやしびれに悩んでいる方。

医師が慎重に適応判断する診察イメージ
慎重に判断する方

持病・服薬・高齢の方

糖尿病、心疾患、血液をさらさらにする薬、感染症の既往などがある場合は安全性を確認します。

専門医受診を優先すべき症状のイメージ
専門医受診を優先

麻痺・排尿障害がある方

急な筋力低下、強い麻痺、排尿・排便障害がある場合は、再生医療より専門医診療を優先してください。

起こり得る副作用・リスク

  • 投与部位の痛み・腫れ・内出血
  • 発熱・倦怠感
  • アレルギー反応
  • 感染
  • 血管・神経への影響
  • 期待した効果が得られない可能性

適応外・慎重判断となる可能性

  • 活動性の感染症がある
  • 悪性腫瘍の治療中または疑いがある
  • 重い心疾患・肝疾患・腎疾患がある
  • 抗凝固薬・抗血小板薬を使用している
  • 医師が安全性を確認できない場合

届出済みであることは、効果や安全性の承認を意味しません

グレイスアースクリニックは、再生医療等安全性確保法に基づく提供計画を届出済みです (提供計画番号:FC3230067)。ただし、届出は治療効果や安全性を国が承認したことを意味するものではありません。 治療は自由診療であり、費用は自己負担です。

Next Section

次に、相談から治療までの流れを説明します。

治療の流れを見る

Treatment Flow

相談から治療までの流れ まずは症状・画像・治療歴を確認し、再生医療の適応を判断します

脊柱管狭窄症に対する再生医療は、すぐに治療を行うのではなく、 現在の症状、MRI・CT画像、これまでの治療内容を確認したうえで、医師が適応を判断します。

グレイスアースクリニックでの初診相談イメージ

Flow Summary

治療前に「再生医療が合う状態か」を確認します。

脊柱管狭窄症では、手術を優先すべき状態や、再生医療の適応外となるケースがあります。 そのため、当院ではLINE相談や初診で状況を整理し、治療の可否を慎重に判断します。

事前にあるとよいもの MRI・CT画像 / 診断名 / 現在の薬 / これまでの治療歴
LINE無料相談のイメージ
LINE相談

症状・診断名を送る

歩行時の痛み、しびれ、画像検査の有無、これまでの治療内容を簡単にお知らせください。

初診カウンセリングのイメージ
初診

症状と画像を確認

MRI・CT画像、症状の出方、歩行距離、治療歴、持病や服薬状況を確認します。

医師による適応判断のイメージ
適応判断

治療できるかを判断

再生医療を検討できるか、手術や専門医治療を優先すべきかを医師が判断します。

再生医療の治療イメージ
治療

投与方法を決定

症状や目的に応じて、点滴、局所投与、幹細胞治療などを個別に検討します。

治療後の経過確認イメージ
経過確認

症状の変化を確認

痛み、しびれ、歩行距離、日常生活の変化を確認し、必要に応じて今後の方針を相談します。

Before Consultation

相談前に確認しておきたいこと

診断名 腰部脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニアなど
画像検査 MRI・CTの有無、撮影時期、診断結果
症状 歩ける距離、しびれの場所、痛みが出る姿勢
治療歴 薬、リハビリ、ブロック注射、手術歴

急な麻痺・排尿障害がある場合は、LINE相談ではなく専門医受診を優先してください

急速な筋力低下、歩行困難の悪化、排尿・排便障害、会陰部のしびれがある場合は、 再生医療の相談よりも整形外科・脊椎専門医・救急医療機関への受診を優先してください。

Next Section

次に、費用について整理します。

費用を見る

FAQ

よくある質問 脊柱管狭窄症と再生医療について、相談前によく聞かれる内容です

再生医療は、脊柱管狭窄症に対する手術の代替を保証する治療ではありません。 ここでは、相談前に特に多い質問を簡潔にまとめています。

Q

再生医療は、脊柱管狭窄症の手術の代わりになりますか?

手術の代替を保証するものではありません。狭くなった脊柱管そのものを広げる治療は、基本的に手術療法です。 再生医療は、神経周囲の炎症環境や血流環境への関与が研究されている補完的な選択肢として検討します。

Q

痛みやしびれは改善しますか?

効果には個人差があります。痛み・しびれ・歩行距離の変化を感じる方がいる一方で、十分な変化が得られない場合もあります。 症状改善を保証する治療ではありません。

Q

高齢でも相談できますか?

ご相談は可能です。ただし、年齢だけで判断せず、持病、服薬、感染症リスク、画像所見、手術適応の有無を確認します。 安全性の面から、再生医療をおすすめできない場合もあります。

Q

ブロック注射とは何が違いますか?

ブロック注射は、神経周囲に薬剤を投与し、痛みや炎症の軽減を目的とする治療です。 再生医療は、幹細胞や培養上清液に含まれる因子を用いて、神経周囲の炎症環境や組織修復に関わる領域への応用が研究されています。

Q

MRIやCT画像は必要ですか?

可能であれば、MRI・CT画像や診断結果をご持参ください。 狭窄の部位、神経圧迫の程度、すべり症や椎間板変性の有無を確認することで、より適切に適応を判断できます。

Q

どこに投与しますか?

症状や目的に応じて、点滴、腰部・患部周囲への局所投与、幹細胞治療などを検討します。 投与方法は、症状、画像所見、治療歴、安全性を確認して医師が判断します。

Q

副作用やリスクはありますか?

投与部位の痛み、腫れ、内出血、発熱、倦怠感、アレルギー反応、感染、血管・神経への影響などが起こる可能性があります。 また、期待した効果が得られない可能性もあります。

Q

費用は保険適用ですか?

再生医療は自由診療です。保険適用ではなく、費用は自己負担となります。 治療内容、投与方法、回数、検査内容によって費用が異なります。

急な麻痺や排尿障害がある場合は、FAQ確認より受診を優先してください

急速な筋力低下、強い麻痺、排尿・排便障害、会陰部のしびれがある場合は、 再生医療の相談よりも整形外科・脊椎専門医・救急医療機関への受診を優先してください。

Next Section

最後に、LINE無料相談の案内をまとめます。

相談案内を見る
グレイスアースクリニックでのLINE無料相談案内イメージ

Consultation

脊柱管狭窄症の再生医療について、まずはLINEでご相談ください。

「手術以外の選択肢を知りたい」「薬やブロック注射だけでは不安」「自分が再生医療の対象になるか知りたい」 という方は、現在の症状や画像検査の有無をお送りください。

グレイスアースクリニック(東京・代々木)|提供計画番号:FC3230067

脊柱管狭窄症の症状相談イメージ
相談時に送るもの

症状・歩ける距離

どこが痛いか、どのくらい歩くとつらいか、休むと楽になるかをお知らせください。

MRIやCT画像の相談イメージ
あると判断しやすいもの

MRI・CT画像

画像データや診断結果があると、狭窄の部位や手術適応の確認がしやすくなります。

これまでの治療歴を確認するイメージ
確認したい内容

これまでの治療歴

薬、リハビリ、ブロック注射、手術歴、現在の服薬などをお知らせください。

再生医療をすすめる前に、手術や専門医治療を優先すべき状態でないか確認します。

排尿・排便障害、急速な筋力低下、強い麻痺、会陰部のしびれがある場合は、LINE相談ではなく、 整形外科・脊椎専門医・救急医療機関への受診を優先してください。